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<インタビュー>RIRYDAY(リリィデイ)結成後初!メンバー全員で語るエピソードゼロ~叶えたい夢「みんなと同じじゃなくて自由でいい」



<インタビュー>RIRYDAY(リリィデイ)結成後初!メンバー全員で語るエピソードゼロ~叶えたい夢「みんなと同じじゃなくて自由でいい」

 日プ女子こと『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に出演していたSAKURA(北爪さくら)、NONOKA(岡部望々花)、AYAKA(細井彩加)。韓国発のオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』に参加していたMIRI(桑原彩菜)。新人ながら圧倒的な個性を持つMION、JURI。以上6人から成るガールズグループ・RIRYDAY(リリィデイ)が8月2日【RIRYDAY 1st FAN MEETING「WINGS DAY」】にてお披露目される。

 今回の結成後初インタビューでは、RIRYDAYに集結するまでのメンバー全員のエピソードゼロ。BLACKPINKをはじめとするK-POPが全員好きという音楽属性。メンバー6人それぞれの個性や魅力、グループ内でのポジション。「みんなと同じじゃなくて自由でいい」というメッセージが込められた楽曲「Uncool」。デビューイベントへの意気込み。RIRYDAYで叶えたい夢、目標。と、約10000字にわたりガッツリ語ってもらった。

RIRYDAYメンバー
SAKURA(北爪さくら)
MIRI(桑原彩菜)
JURI
MION
NONOKA(岡部望々花)
AYAKA(細井彩加)

<インタビュー>RIRYDAY(リリィデイ)結成後初!メンバー全員で語るエピソードゼロ~叶えたい夢「みんなと同じじゃなくて自由でいい」

▲左から:MIRI/MION/SAKURA/JURI/NONOKA/AYAKA

Interviewer:平賀哲雄

メンバー6人それぞれの音楽属性とエピソードゼロ

--結成後初インタビューということで、まずは自己紹介と好きな音楽や憧れているアーティストを教えてもらえますか?

MIRI:私はRIRYDAYでMIRIという名前で活動している桑原彩菜と申します。好きな音楽はR&BとK-POP。最近はアニソンとかお父さんが聴いていた昔のJ-POPも聴いたりしています。

SAKURA:リーダーのSAKURAこと北爪さくらです。私もK-POPが好きで、祖母の影響でマイケル・ジャクソンも好きです。子供の頃に祖母をマイケルのコンサートに連れて行ってあげたいなと思っていて、それがきっかけでダンスも始めました。

AYAKA:AYAKAこと細井彩加です。よく聴く音楽はK-POPで、特にBLACKPINKさんが好きです。中学生のときにBLACKPINKさんが流行っていたんですけど、それで初めて「BOOMBAYAH」のMVを観て一気にのめり込んでいきました。

NONOKA:NONOKAこと岡部望々花です。好きな音楽はK-POPと韓国のR&Bなんですけど、好きになったきっかけは小学校4年生のときに聴いたBIGBANGさんでした。お母さんや叔母さんが元々好きで、それでコンサートに連れて行ってもらったときに衝撃を受けて。曲も照明も会場の一体感も凄くて鳥肌が止まらなかったことを憶えています。そのステージで踊っていたバックダンサーの人たちにも憧れてダンスを始めました。

MION:MIONと申します。私は『ジャンプ』原作モノとか京アニの作品とかアニメが大好きだからアニソンをよく聴いていて。あと、初音ミクちゃんとかボーカロイドの曲も聴いています。K-POPも好きで、小学2年生のときに東方神起さんとかEXOさんとか初期のK-POPが流行っていて、その中に大国男児さんというグループがいて、親から誕生日プレゼントにアルバムを買ってもらったんです。それがきっかけでK-POPを聴くようになっていって、SHINeeさんも親と一緒にずっとハマって聴いています。

JURI:JURIです! JURIもK-POPが好きでいちばん聴いてます。BLACKPINKさんやaespaさん、格好良い女性のダンス&ボーカルグループが好きでよく聴いています。

--そんな6人から成るRIRYDAY。それぞれどんな経緯でステージに立つことを目指すようになり、今このグループに辿り着いたのか伺わせてもらってもいいですか?

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▲JURI

JURI:今挙げたK-POPの人たちにすごく憧れるようになって、女性としてすごく格好良いし、人に夢を与えられる存在だと感じていたので、私もそういう存在になりたいと思ったんです。で、私はずっとチアダンスをやっていたんですけど、それ一本でずっとやっている中で「変わりたいな」とずっと思っていて。この世界に飛び込んだ結果、今、RIRYDAYのメンバーとしてここにいます。

--実際、RIRYDAYのメンバーになってみていかがですか?

JURI:毎日楽しいです! 日々新しいことをめちゃくちゃインプットできるので、今後もめっちゃ楽しみだし、ワクワクする未来がどんどん想像できるんですよ。だからメンバーになれて良かったなと思っています。

--続いて、MIONさん。

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▲MION

MION:私は元々ダンスが好きで、地元・静岡のダンススクールを転々としていて、隣町のダンススクールに通っていたときに、SHINeeさんのバックダンサーを務められていた方がワークショップを開いてくれたんです。そこでその先生から「東京に来てみないか?」と誘って頂いたんですけど、当時高校3年生で進路も決まっちゃっていたから、最初はお断りしたんですね。でも、またちょっと経ったら「やっぱり来てみないか? 今、ダンスを辞めちゃうのは勿体ないよ」と再度誘って下さって。それで「人生賭けてみるか!」と決断して東京へ行くことにしたんです。

--決まっていた進路を変えてダンスの道へ進んだんですね。

MION:すぐに東京の家を決めて上京しました。それでアカデミーに通い出して1年ぐらい経ったときに、日本と韓国の芸能事務所が組んだオーディション番組に参加することになって。いったん採用されたんですけど、結果的にその話がなくなっちゃったんですよね。でも、その直後に今の事務所が私のことを見つけて下さって、RIRYDAYのメンバーとして活動していくことになりました!

--続いて、NONOKAさん。

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▲NONOKA

NONOKA:BIGBANGさんのコンサートがきっかけで「バックダンサーになりたい」と思ってダンスを始めたんですけど、それまでクラシックバレエを8年間やっていたんですね。ただ、自分にとってバレエは楽しいものじゃなくて、でもダンスクルールに通い出したらめっちゃダンスが楽しくて!そんな中でBLACKPINKさんのライブを観に行ったときに「バックダンサーじゃなくて自分も前に出て踊りたい!」と思うようになったんです。そこからアイドルを目指すようになりました。

--そこからどんなアクションを起こしていったんですか?

NONOKA:ずっとオーディションを受けたりしていました。で、去年、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に出させて頂いて、そこでさくちー(SAKURA)とAYAKAと出逢ったんですけど、番組が終わったあとにさくちーが声をかけてくれて。夜中の11時ぐらいに急に「一緒に活動したい。明日、東京で新グループの話を聞きに行かない?」って連絡があったんですけど、たまたま私も別件で東京へ行く予定があって、たまたまその時間帯だけ空いていたんですよ!

--運命的ですね。

NONOKA:それでこのグループの一員になりました!

--なんで誘おうと思ったんですか?

SAKURA:のんさん(NONOKA)とAYAKAとは『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』で出逢って、ツラいことも一緒に乗り越えてきて、短い期間だったけど、何でも話せる仲になっていたんですよね。だから「絶対に一緒に夢を叶えたいな」と思っていて、結果的にそのオーディションにはお互い落ちてしまったんですけど、いつか一緒に活動したいなと思っていたんです。で、RIRYDAYを結成する上で「誰と一緒に活動したい?」と聞かれたときにいちばんに思い浮かんだのがこのふたりだったので、すぐに声をかけました!

--続いて、AYAKAさん。

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▲AYAKA

AYAKA:中学生のときにBLACKPINKさんのことを知ってから、私もずっと芸能界に憧れてはいたんですけど、現実的に考えて自分がデビューできると思っていなかったから、高校も普通の学校に進学して。でも、ダンスが部活でできる高校だったので、そこで踊ってはいたんですよ。そしたら最後の1年間がコロナ禍で活動できなくなってしまって、思いっきりダンスができる環境を失ってしまって「このままダンスを辞めるのか?」と考えに考えた結果「いや、ダンスを本気でやりたい!」と思って、それをお母さんに伝えたら「あなたを止められないから、好きにやりなさい」と言われて(笑)。

--素敵なお母さんじゃないですか。

AYAKA:それで、外国語大学に元々行く予定だったんですけど、それを辞めてダンスの専門学校に通い始めたんです。そして、私も『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』を受けるべく韓国へ行って、さくちーとのんさんに出逢って、オーディションは結局落ちちゃったんですけど、でも諦めきれないからダンスを頑張っていたら、夜中の11時ぐらいにさくちーから「ねぇ!電話したい!」と連絡があって。それで「一緒にやりたい」という想いを伝えてくれて、私もふたりのことを仲間としても友達としても大好きだったから「いつかこのふたりと活動できたらいいな」と思っていて、だから「はい、やります!」って即答しました。

--続いて、そんなNONOKAさんとAYAKAさんを誘ったSAKURAさん。

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▲SAKURA

SAKURA:私は幼年期のときにスカウトして頂いて、演技のお仕事を少しやっていたんですけど、その頃からマイケル・ジャクソンのことを好きになってダンスも始めて。当時はダンスをお仕事に出来たらなと思ってたんですけど、K-POPの世界に出逢ってから「歌とダンス、両方やりたいな」と思うようになって、高校を卒業してから歌とダンスの学校に通うようになったんです。そこから『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に出たことによって、より「歌とダンスで生きていきたい」という想いが強くなったのと、私を見つけて下さったファンの方たちに必ず“デビュー”という形で恩返しをしたいなと思うようになって。なので、RIRYDAYに呼んで頂いたときはすぐに「やる!」って決めました。

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メンバー6人それぞれの魅力とキャラクター

--『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』いわゆる日プ女子のオーディションを落ちてから「それでもデビューするんだ」と思うまでには、どんな子気持ちの変遷があったんですか?

SAKURA:まず落ちたときは、落ちた実感がそんなになくて「どうしようか?」とか考えることもなく「まぁ、頑張ろう」っていう感じだったんですよ。でも、一緒に頑張ってきた『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』からデビューした子たちがテレビ番組に出るようになって、それを目の当たりにしたときに初めて「私は落ちたんだ」と実感して。1回は諦めかけたんですけど、でもやっぱり「絶対に私もあっちの立場になりたい! 私もやらなきゃ!」って思うようになりました。そう思えた要因は『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』が終わって、私が活動していなくても応援してくれるファンの人たちがいたから。それが本当に嬉しかったんです。だから今は早くRIRYDAYの楽曲やステージをみんなに届けたいと思っています。

--続いて、MIRIさん。

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▲MIRI

MIRI:私も幼い頃にのんさんと同じでバレリーナをやっていて。ウチの家系はおばあちゃんもお母さんもお姉ちゃんもバレリーナで、バレエ一家なんです。ただ、私はクラシック音楽に合わせて優雅に踊りながらも「もうちょっとリズムが欲しいな」と思っていて(笑)。幼稚園の頃から日記に「夢はテレビに出るお仕事」と書いているような女の子だったので、退屈だったんでしょうね。それぐらいとにかく人前に出たいタイプだったので、子供の頃からスカウトされてモデルを始めてみたり、それでランウェイもやってみたり、映画に出て女優のお仕事もやってみたり、歌とダンスを始めてアイドルみたいなこともやってみたり、絵を描いてみたり、文章を書いてみたり、とにかくいろんなことをやってみたんです。

--あらゆる表現に挑戦してみたんですね。

MIRI:表現することが大好きなんですよ。でも、どれも「なんかしっくりこないな」と。そんなときにBLACKPINKさんの動画を観て「格好良い!」と思ったんですよね。そしたらお母さんが韓国のオーディション番組を見つけてきてくれて、それに出る為に私はK-POPダンススクールに通うことにしたんです。で、TWICEのMINAさんが通っていたという大阪のスクールまで、地元の広島から両親の運転で毎週往復8時間かけて通わせてもらったんですよ。今でも感謝しているんですけど、それがあったから『Girls Planet 999:少女祭典』に参加できて。結果落ちてしまったんですけど、韓国で2年間練習生をしていた中で、私は日本人だから「J-POPとK-POPを混ぜた新しい音楽活動がしたい」と思っていたら、RIRYDAYの話を頂いたので「まさに私がやりたいことだ!」と思って今ここにいます!

--全メンバーの貴重なエピソードゼロを伺ったところで、この6人がそれぞれどんなキャラクターや魅力を持ったメンバーなのか。全員で語って頂きたいのですが、まずはSAKURAさんについて。

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▲SAKURA

MIRI:うさぎみたいな女の子。ひとりでいるとすごく寂しがる。

一同:(笑)

AYAKA:いちばん責任感が強くて、いつもメンバーみんなのことを考えてくれているリーダーなんですけど、寂しがり屋さん(笑)。

NONOKA:今、メンバー全員で宿舎で共同生活しているんですけど、先にみんなが寝ようとすると「もう寝るの? もう行っちゃうの?」みたいな。

MION:メンバーが出掛けると「早く帰ってきて」って言うよね。

NONOKA:あと、おばけの話したら泣いちゃう(笑)。

MION:でも、みんなの前ではいつも元気! 遊び心がある!

SAKURA:人と一緒にいるのがすごく好きなんです。ひとりだと余計なことを考えすぎて暗くなっちゃうから、なるべく誰かと一緒にいてたのしい話をしていたい。だから、家にいるときもみんながいるリビングに行ってお話したり、お風呂もメンバーと一緒に入ったり(笑)。

AYAKA:パフォーマーとしてはハジけるイメージ。すごくポップな感じ。

MIRI:声もすごく通るんですよ。歌声をお客さんに届けるのがいちばん上手だと思います。

SAKURA:(照れながら)ありがとう。

--続いて、NONOKAさんについて。

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▲NONOKA

AYAKA:意外といちばん冷静で、人のことをよく見ているから「そこまで気付いていたんだ?」といつも驚かされます。察する能力が高い。

NONOKA:『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の為に韓国へ行ってすぐのときに私たちのグループがホームシックになっちゃって。お昼ごはん食べていたときにAYAKAネキが後ろ向いてて……

--AYAKAさんのことを「AYAKAネキ」って呼んでるの(笑)?

一同:(笑)

NONOKA:そうなんです(笑)。AYAKAネキが後ろ向いてて、みんなそれに気付いていなかったんですけど、私は「どうしたのかな?」と思って声をかけたらめちゃくちゃ泣いてて! それからずっと「ののさんはそこを気付けるのがすごい」って言ってくれるんですよ。

AYAKA:ののさんのその気付ける性格がきっかけで、グループ全体がすごく仲良くなれたんですよね。

MIRI:みんなで大事なお話とかしているのとき、ののさんはいつも聞き役で「うんうん」って言っているんですけど、ここぞというときに発する言葉が本当に正確だから「たしかに!」と思わせるんですよね。そういう瞬間にも「いちばん私たちのことを分かっているのは、ののさんなんだな」と思います。

MION:みんなといちばん仲良くできる。素が面白いからいつも和ませてくれるし。

--続いて、JURIさんについて。

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▲JURI

SAKURA:ザ・マンネ(末っ子、最年少メンバーの意)。

AYAKA:意外と精神面が大人なので……何、その顔は(笑)?

JURI:(にんまり顔)

NONOKA:ご満悦のようです。

AYAKA:ボスベイビー! だから仲良くなるまでが一瞬なんです。

SAKURA:RIRYDAYはみんな結構あだ名で呼び合っているのに、いちばん年下のJURIが全員呼び捨てなんですよ(笑)。

MION:「ミオン!」みたいな(笑)。

SAKURA:「は? ウザ!」とかすぐ言う(笑)。

--完全にギャルですね(笑)。

AYAKA:心の中にギャルを飼ってる(笑)。2,3回目に会ったときになんとなくみんなの性格が分かってきたんでしょうね。急に「AYAKAってさ、人間性良いよね!」って言ってきて!

一同:(爆笑)

AYAKA:「どういうこと?」って聞いたら「え、分かんない。なんとなく!」みたいな(笑)。

SAKURA:今を楽しんでいる感じがして素敵。かわいい!

MION:JURIが何してても許せちゃうぐらいかわいい。メンバーへの愛をちゃんと伝えてくれるし。

JURI:みんなが優しいからね。

--続いて、MIONさんについて。

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▲MION

NONOKA:MIONは初めて出逢った人種です。言動が想像の斜め上をいっていて、それが常に面白いから、私は宿舎で常にMIONの動画を撮りながらずっと笑ってます!

MION:本当にいつも撮られてる!

NONOKA:でも、私はMIONのことを本当に尊敬していて。MIONは一人暮らしが長いこともあって、掃除する際の効率の良さだったり、生活力というか生きる力が凄いし、視野も広いから私は日々学ばせてもらっていて。お母さんやお父さんみたいな存在。で、面白い。誰かが面白いことを言ったらその上をいくんです! だからいろんな意味でムードメイカーだなって。

AYAKA:みんな、MION語伝染されてるし。そのせいで、今、メンバー全員一人称が「オレ」(語尾を上げるイントネーション)なんですよ(笑)。

--アイドルとして問題あるでしょ(笑)。

AYAKA:そんな感じで口癖もいつの間にか伝染っていたし、服とか食べ物とかもグループ内でよく流行らせるんですよ。RIRYDAYの中のインフルエンサー! あと、一人暮らしの家から初めて宿舎にやってきたときに「『荒野行動』でも始まるんじゃないか!」と思うぐらい大きいリュックを背負っていて(笑)。

MION:「これがトイレセットで、これがカンパンで、これは5年もつ水で……」みたいな(笑)。地元が静岡なので、南海トラフ地震がいつ来ても対応できるように準備してあるんです。

--そういうしっかり者の一面もあるんですね。いざというときに助かるメンバー。

MION:トイレセットだったらメンバーに貸してあげてもいいです(笑)。

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デビューイベントへの意気込み~RIRYDAYで叶えたい夢

--続いて、AYAKAさんについて。

<インタビュー>RIRYDAY(リリィデイ)結成後初!メンバー全員で語るエピソードゼロ~叶えたい夢「みんなと同じじゃなくて自由でいい」

▲AYAKA

NONOKA:AYAKAネキは毎日決めていることを絶対にする。朝ご飯を食べる前に絶対マッサージするし、お風呂入ったら絶対にお風呂掃除するし、寝る前に「明日この時間からレッスンだから、その前にウォーキングしよう」って言って、私を起こして「ののさん、行くよ」って毎日絶対に歩きに行くし。

SAKURA:どんなに眠くても「行くよ……」って歩きに行く(笑)。

NONOKA:眠いから眉間にシワを寄せながら(笑)。

MIRI:1日のルーティンがあるんだよね。

MION:いちばんルーティンがしっかりしてる。

SAKURA:あと、いちばんピュア!

JURI:それと、面倒見が良い。

AYAKA:あとでアイス奢ってあげる!

JURI:いぇーい(笑)。何か相談したいことがあったら、それをJURIが言う前に気付いてくれたりして。知らないあいだにバレてることが多い。めっちゃ気を遣ってくれる。

--続いて、MIRIさんについて。

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▲MIRI

SAKURA:MIRIも私が声をかけてRIRYDAYに入ってもらったんですけど、なんで声をかけたかと言うと、目指しているところが私といっしょで、そこへ向かう意思がすごく強かったからなんですよ。それぐらい、若いのにすごくしっかりしているんです。マジメ。でも、砕けたノリにもノってくれるし、まわりのこともすごく見てくれるし、一緒にいて楽しいから安心します。

MION:自分をめちゃめちゃしっかり持ってる。いちばん自分を持っているというか、自分を信じている。あと、語彙力があって、頭の回転が速いから、すぐ自分の気持ちを言語化できるから尊敬しています。

JURI:本当にしっかりしてる。まだJKなのに。

AYAKA:JKなのに(笑)。

MION:ただ、それぐらいめちゃめちゃしっかりしているんですけど、オフモードのときはソファでだらけているし、盛り上がるときは顔を真っ赤にしてノってくるし、おなかが空くとめちゃめちゃ子供っぽくなるんですよ(笑)。そういう人間味あるところを見ると安心する。

MIRI:私、機械だと思われてた(笑)?

一同:(笑)

MIRI:ちゃんと感情はある(笑)。

MION:ダンスでもみんなが気付かないところに気付いてくれるし、グループをよくしようといていることがすごく伝わってくるから、みんなもそれに乗ろうと思うし、そういう面でも重要人物です。

--そんな6人から成るRIRYDAY。8月2日開催【RIRYDAY 1st FAN MEETING「WINGS DAY」】でステージデビューするわけですが、どんなグループになっていきそうか。或いはどんなグループにしていきたいか。聞かせてもらってもいいですか?

SAKURA:RIRYDAYはきっと見ている人も楽しい気持ちになっちゃうぐらい、すごく仲が良くて元気なグループだと思うんです。でも、やるときはやるし、ケジメをしっかりつけられるグループでもある。メンバーひとりひとりが自分を持っているし、そんな私たちだからこそ見せられる色や音楽があると思うし、ひとつのコンセプトに捕らわれずいろんなコンセプトを表現していると思うんですよね。なので、待っててくれている皆さんには楽しみにしていてほしいです!

--先んじてRIRYDAYの楽曲をいくつか聴かせてもらったんですけど、その中の「Uncool」にある「みんなと同じじゃなくて自由でいい」というフレーズは、RIRYDAYの大きなテーマになっていくんじゃないかなと感じました。

SAKURA:今ってみんなと違うことをすると批判的なことを言われたり、冷たい目で見られがちじゃないですか。でも、人にはそれぞれ個性というものがある。それを全肯定してくれる楽曲が「Uncool」だと思うんです。私たちRIRYDAYもメンバーひとりひとりキャラが違うけど、そのすべてを肯定しながら、愛おしいと思いながら活動しているグループなので、これからRIRYDAYを見てくれるみんなにも個性を肯定する尊さを感じてもらえると思うんですよね。そういう意味で「Uncool」はRIRYDAYの姿勢を体現している楽曲だと思いますし、これから聴いてくれる皆さんが「もっと自由に自分を表現していいんだ。それは間違ったことじゃないんだ」と感じてもらえたらすごく嬉しいです。

--そんな想いもきっと伝わるであろうお披露目イベント【RIRYDAY 1st FAN MEETING「WINGS DAY」】への意気込みを聞かせて下さい。

NONOKA:この日をずっと待って下さっていたファンの方たちもいるし、初めましての方たちもいらっしゃると思いますし、私たちの夢を応援してきてくれた両親や友達もそうなんですけど、皆さんに「応援してきてよかった!」「これから応援していきたい!」と思って頂けるように練習を日々頑張っているので、また次のステージも観たいと思ってもらえるパフォーマンスをお届けしたいです!

MIRI:初パフォーマンスは1回しかない特別なものなので、その特別なパフォーマンスを通して、会場の皆さんがハッピーな気持ちになれる幸せな空間が創れたらと思っています!

--では、最後に、せっかくの1stインタビューですので、メンバーひとりひとりのRIRYDAYで叶えたい夢や目標を聞かせてください。

JURI:楽しい人や幸せな人、悲しい人やツラい人、いろんな感情の人たちのところへRIRYDAYの音楽が届いたらいいなと思っていて。私も音楽に救われたことがあるので、RIRYDAYの音楽でも誰かを救えたらいいなって思うんです。RIRYDAYの素晴らしさも伝えていきたいんですけど、私は「音楽は本当に素敵なものなんだよ」ということも一緒に伝えていきたい。それによって笑顔の人が増えてくれたら嬉しいです。RIRYDAYの音楽でこの世界をハッピーにしたいです!

MION:私もJURIと同じ意見なんですけど、音楽ってどんなときでも人を救ってくれるものだと思っていて。例えば、ツラい筋トレも好きな音楽を聴きながらだったらやりきれたりするじゃないですか(笑)。「仕事イヤだなぁ」と思いながら通勤している人も音楽の力でやる気が出たり、楽しい時間をより楽しくしてくれたり、そういう日常の支えになるものだと思うんです。なので、RIRYDAYの音楽でみんなの素敵な日常を彩っていきたい。大きい規模で言えば、戦争を起こそうとする人たちすらも音楽の力で癒してあげて「もうゲームで勝敗決めよう。ジャンケンでもいいよ」と思えるぐらいにしたい! 全世界ハッピーにして、ひとりでも多くの人を救いたいです!

NONOKA:私はBLACKPINKさんの京セラドームのライブに衝撃を受けた身なので、RIRYDAYでもドームツアーをしたいと思っていて。自分とかメンバーの一声で皆さんがすごくハッピーな気持ちになって、その光景を見て私たちもすごくハッピーな気持ちになる。そんな瞬間を味わいたいんですよね。私は関西出身なので、特に京セラドームでのライブは絶対に実現したいんです。最大規模の凱旋公演で家族や友達に「ここに立ったよ!」って言えるようになりたいなって思います。

AYAKA:物理的な目標としては、ののさんがドームツアーと今言ってくれたので、私はワールドツアーを夢として掲げたいです。そして、RIRYDAYとして根本的に伝えたいことは「みんなと同じじゃなくて自由でいい」。ケンカしている人だったり、悲しい想いをしている人だったり、逆にめちゃくちゃハッピーな人だったり、どんな人でも「RIRYDAY好きなの?友達になろうよ!」って繋がっていけるような世界を創っていきたい。あとは、自分の夢を応援してくれている家族や友達への恩返しがしたいので、例えばお母さんだったら、ずっと「カナダに行きたい」と言っているので、RIRYDAYのカナダ公演を実現して「お母さん、一緒に行こう」って誘いたいです!

SAKURA:この世界にはいろんな人がいると思うんですけど、音楽は全世界共通のコミュニケーションツールじゃないですか。どんな人でも繋がれるもの。それこそ争っている人たちやツラい想いをしている人たちとも繋がって癒してくれる。そういう力が音楽にはあると思っているので、私たちもRIRYDAYでどんな人とも繋がれる音楽を創っていって、みんなに楽しくて幸せな気持ちになってもらいたいです。

MIRI:私はビルボードチャート1位が獲りたいです! RIRYDAYなら獲れると本気で思っているんです。音楽は24時間いつでもどこでも聴けるし、決して裏切らないし、助けてくれるし、心の拠り所になってくれるものだと思っていて、RIRYDAYはそういう音楽の中心に絶対になれると思っているんですよね。悲しい気持ちになっていたり、悩みを抱えている人たちを励ませる存在になりたい。その為にもビルボードチャート1位が獲れるように頑張っていきます!

Interviewer:平賀哲雄

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